不安商法には引っかからない!

根拠なく不安をあおる業者には気をつける

不安商法とは、専門用語を使って消費者をまくし立てて不安をあおり、商品やサービスを購買させる悪徳商法のことです。いきなり訪問してきて、「耐震性に不安があります」などと言ってくる業者には注意しましょう。その業者が本当のことを言っているのならいいのですが、大抵の場合は自社の利益のみを追求した詐欺行為です。

まずは疑おう

 その業者がもっともらしいことを言ってきたとしても、いきなり訪問してくる時点で疑ったほうが賢明です。うっかり話を聞き込んでしまうと、ずるずると彼らが用意したシナリオにはまってしまうことも

信頼できるかどうかを見極めて

 たとえば、「危ないですよ」「今すぐに工事をしましょう」などとデータもなしに言ってくる業者を信頼できますか?多くの方は、信頼できないと思うはずです。ただ、冷静な判断がしにくくなるのが、不安商法の手口。どんなに不安に駆られても、どんなに業者にせかされても、一度冷静になって考えてみることが大切です。その業者が信頼できるかどうかを見極めてみましょう。

不安商法の被害

 変な工事をされて住宅の機能に欠陥が出た、かえって耐震性に不安が残った、市場価格より大幅に高い耐震グッズを買わされた。これらが代表的な被害です。せっかく工事を行ったのに、逆に耐震性が下がってしまうのは考えもの。また、グッズだけでは本当に安心できる地震対策にはなりません。このような被害に遭わないためにも、不安商法には注意を払いましょう。