耐震シェルター「レスキュールーム」はこのような流れで作られています。ご参考までにご覧ください。なお、完成までにかかる期間は7~10日を目安にお考えいただければと思います。
家の中心部1室を解体します。和室であれば柱の位置が分かるため、壁の解体の必要はありませんが、洋室の場合は解体します。
天井の梁部分に幅7.5cmのH鋼、柱に7.5cm角の鉄骨を用いて6面体(天井・壁・床)の重量鉄骨構造を作ります。全ての柱がこのように頑丈に固定され、側面に筋交いのような鉄のブレースが入っているため、地震によるねじれにも強い構造になっています。
床下全体に鉄筋入りのベタ基礎を作ります。鉄骨の柱ごと固めるため、より強いレスキュールームが実現できます。また、地震による液状化にも耐えられます。
柱固定、梁補強、天井裏と床下の補強やレスキュールームのひずみを調整します。プラスティック製の伸縮自在のプラ束を用いて基礎部分を安定させ、床のたるみを防止。既存の梁と鉄骨を専用金物で接続しているため、既存の柱の一部が腐って欠けたとしても家は傾きません。
本体に対して、木下地で12mm合板を床・壁・天井PB@9.5仕上げとします。
壁に対して、アクが出ないようにシーラーを塗布したあと、クロス仕上げを行います。
設置証明書作成と性能保証書をお渡しします。